では、続いて古い作品のBEST10を見ていきたいと思います!
こちらは子供時代の思い出もあいまって、選びたい作品がたくさん。その中から厳選しました。
【今昔の昔】2000年より前の作品 BEST10
1位 天空の城 ラピュタ 1986年
ジブリ作品はどれもおすすめだけど、小学生に一番見て欲しいのはラピュタ。隠された空に浮かぶ島と王家と財宝、飛行石に巨神兵。想像が沸き立つキーワードばかりで、何度観ても飽きない、誰もが認める傑作。冒険、文明、争い、平和、友情。ジブリが描くすべての原点がここにあります。
2位 銀河鉄道の夜 1985年
宮沢賢治の小説をますむらひろしが漫画化し、それを映画化したアニメ作品。星まつりの夜、気づくとジョバンニは不思議な列車で、カンパネルラと向かい合って座っていた。主人公は猫の姿で、幻想的な物語の世界観が描かれています。
当時、ストーリーの全てを理解できていなかったかもしれないけど、強烈な印象が残っている作品です。細野晴臣氏の音楽も素晴らしい。ぜひ見て欲しい作品です。
3位 グーニーズ 1985年
伝説の海賊ウィリーの宝の地図を手に入れた少年たちが、悪党のフラッテリー一家に追いかけられながら、しかけられたさまざまな罠を乗り越え、財宝を見つけるというストーリー。
魅力的なキャラクターがいっぱいで、主人公たちと一緒に冒険している気持ちになった作品。罠に加えて、怖い敵にも追いかけられて始終ハラハラドキドキ。その後の爽快感がたまりません。
4位 バック・トゥ・ザ・フューチャー 1985年
フューチャー現象なるものまで巻き起こした大ヒットSF作品。親友の科学者ドクを手伝い、タイムマシンであるデロリアンで過去にタイムスリップしてしまったマーティ。タイムスリップをした先は両親が結ばれる前の1955年。マーティは自身の出現によって変化した過去を修正しながら、現代に戻ろうと奮闘する。
タイムマシンという技術が近い将来実現するんじゃないかという期待と、ストーリーの面白さに夢中になってしまう作品です。
5位 レイダース/失われたアーク 1981年
主人公である考古学者インディが、さまざまな危険にあいながら秘境や遺跡を探検し、財宝などを手に入れるというインディー・ジョーンズのシリーズ第1作。
レイダーは盗賊、アーク(聖櫃)はキリスト教・ユダヤ教において使われる特別な箱のこと。敵や神秘の力に翻弄されながらも、ナチスによるアークの強奪を阻止するため、かつての恋人マリオンとともに、生死をかけた奪還に挑むというストーリー。
インディージョーンズを見て、考古学者を目指したいと思う子供も多いのではないでしょうか。知識と冒険の壮大なアドベンチャー作品です。
6位 ネバーエンディングストーリー 1985年
主人公が手にしたのは読むとその世界に入り込んでしまうという不思議な本。本の世界は、無による崩壊の危機に瀕していた。それを救うため勇者が旅立つ。勇者はお守りとして授けられたメダルに導かれ真の道を進んでいくが…。
ファンタジーの世界に初めてふれた作品です。原作と結末が違うことで、いわくつきの作品という評価がちょっと悲しい。主人公と一緒に冒険したし、ファルコンに乗りたいと本気で願いました。
7位 ゴーストバスターズ 1984年
霊の研究をしていた冴えない研究者のピーターたちは、失業をきっかけに幽霊退治会社「ゴーストバスターズ」を設立する。あるホテルでの幽霊退治が話題となり、一躍有名人になった彼らは、巨大な霊的エネルギーを持つ破壊の神ゴーザを退治することになるが。
ゴーストを科学的に退治する商売という斬新さで、大ヒットしたこの作品。コメディ要素が満載で、幽霊という怖い存在ががライトに感じられて、お化けを怖がる子供にも楽しい作品です。
8位 ぼくらの七日間戦争 1988年
宮沢りえ主演。頭ごなしに規律や勉強だけを押し付ける教師への不満を掲げ、立ち上がった中学生たち。自由を求め廃工場に立てこもる。あの手この手で作戦を練り、説得にやってきた大人たちを返り討ちにする。
大人に反抗することへのドキドキと、勝利の清々しさに歓喜した青春ストーリー。TM NETWORKの主題歌「SEVEN DAYS WAR」は今聴いてもぐっときます。
9位 里見八犬伝 1983年
深作欣二監督、薬師丸ひろ子主演。曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」をベースにした「新・里見八犬伝」(鎌田敏夫)を映画化したもの。世界にちらばった霊珠をもつ八犬士が、かけられた呪いをとくために徐々に集まり、最後は呪いを打ち破る。
宿命を背負う仲間が集まっていくストーリーが面白い。自分にも牡丹の形の痣(八犬士の証)がないか探しました。
10位 ルパン三世「カリオストロの城」1979年
宮崎駿監督のルパン映画の傑作。カリオストロ公国の大公の娘クラリス。先祖の財宝を狙い、結婚を迫るカリオストロ伯爵からクラリスを守るため、ルパンは奮闘する。スリル満載の中にユーモアが散りばめられた秀逸なストーリー。
ルパンも銭形警部もカッコよく描かれているところがよい。「奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。」という銭形警部の最後のシーンの名台詞が作品全体を物語っています。
まとめ
考えると、ユニバーサルスタジオジャパンでアトラクションとなっている映画は、不朽の名作というか、子供も虜にする素晴らしいものばかり。どれもランキング入りするか悩みました。
また、ここでは挙げられなかった「今昔」に渡って大人気の作品、ドラえもんや2017年にエピソード8が発表されたスターウォーズなんかも外せません。
映画ってやっぱり面白い!感性がぐんぐん育つ小学生に見せたいものはたくさん。今回挙げた作品で、まだ観たことがない映画があれば、ぜひ鑑賞してみてください。