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「六甲山フィールドアスレチック」満喫するためのポイント

秋の行楽シーズン。スポーツにも最適なこの時期、アスレチックで体を動かすのはいかかでしょうか。

「六甲山フィールドアスレチック」は40種目ものアスレチックがあり、子どもから大人まで楽しめる充実の内容。人気の施設なので、訪れる季節や時間帯によって、周回できる時間も異なります。そんな関西随一のアスレチックの効率的な楽しみ方をご紹介します。

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六甲山フィールドアスレチックを遊びきる!

◆場内の特徴は?

森林の中に溶け込む、丸太で組まれた本格的なアスレチックが特徴の六甲山フィールドアスレチック。

全長1kmの地形を利用したコースは、山道を登ったり下ったり。途中、谷や池を越える箇所もあり、ちょっとした山歩きを楽しんだような感覚が味わえます。

標高931mある六甲山の山頂近い立地のため、気温は街中と比べると、かなり涼しいです。今回訪れたとき、神戸市内は29℃という予報でしたが、現地は18℃くらいと肌寒い気候でした。

また、変わりやすい山の天気と、濃い緑に囲まれて湿気も多いためか、雨が降っていなくても地面がカラカラに乾いているという印象がありません。汚れてもよい滑りにくい運動靴を履いて行くのがおすすめです。

◆充実のアスレチック

小学校の中学年くらいから大人向けのチャンピオンコース(40種目)と小さな子供向けのチャレンジコース(20種目)の2種類の難易度があり、スコアカードも2種類。「落ちずにできた」や「半分までできた」などのクリア条件を達成していき、それぞれの点数を足して高得点を目指します。

8歳の息子は、チャンピオンコースに挑戦して、ほぼクリアすることができました。でも、大人でも(大人だから?)難しいと思うポイントも多々あります。

一方、3歳の娘はチャレンジコースを回りましたが、難しかったようで、ほとんどをスルー…。山道を歩くだけでも楽しそうでしたが、ちょっと残念な結果に。だけど、娘より小さいお子さんが果敢に挑戦している姿もたくさん見かけました。

アスレチックはこんな感じ。

⑫忍者わたり:ぶらぶら揺れる丸太の上を渡り歩きます

㉒冒険王:ロープにつかまりボールの上に載って、空中を滑る人気の種目

㉟岸へむかって:ロープを引っ張って、木船を前に動かし進みます

㉙くもの巣:ロープの上を渡ります。娘は難易度が低い種目だけ楽しみました。

最後まで回り終えたら、よくがんばりましたのスタンプを押して終了!

◆アスレチックを効率よく回るには?

1.入場の時間がポイント

おすすめは断然に朝一です。

車で行く場合、六甲山は他にも観光スポットがたくさんあるため、お昼前になると、駐車場待ちの車で山道に渋滞が出来てしまいます。駐車場に入るまでに1時間以上なんてこともあり得ます。

また、アスレチック自体も季節の良い時期の休日は大変にぎわうため、朝一を過ぎると、受付から混雑しはじめます。そうすると、園内のほとんどのアスレチックで渋滞が起こって待ち時間が長くなるため、1周するのに通常の数倍時間がかかってしまうことも。

他のスポットで遊んでからアスレチックに行く手もありますが、あまりぎりぎりに入ると、園内で渋滞が起こっているときなどは、時間内に回り切れなくなってしまうので、時間には余裕を持ったほうが良いと思います。

2.人気の遊具は行列必至 順番どおりでない回り方も選択肢に

上で紹介した⑫忍者わたり、㉒冒険王、㉕岸へ向かってなどの人気ポイントでは行列必至です。

コースは山の中をぐるっと回っているので、ショートカットや後戻りしにくいのが難点。

だけど、順番どおりに行列に並んでいると、とんでもなく時間がかかることもあるので、体力に余裕があれば、すいているところを先に回り、2週目でやっていない箇所を回るなどしてもよいかもしれません。

小さなお子さんは慎重にゆっくり回る場合が多いので、前に小さな子が頑張っているときは、1つ先をやって戻るなども効率的です。本当に混み合うと、それも難しくなりますが…。

逆に混んでいると、小さなお子さんはあせらずゆっくり回れると思います。

◆場内の休憩は入り口前広場で

場内で休憩できるポイントは、入り口前にある広場だけです。売店があり、軽食やアイス・ジュースが売られています。

お昼どきは、その広場周辺のベンチや地面に持参のお弁当を広げて、ピクニックを楽しむ家族連れが多いです。

また、半券があれば再入場も出来るので、歩いて10分ほどのガーデンテラスにランチに行く人も多そうです。

《売店のメニュー》

・フランスドッグ 600円、カレーライス 700円、親子丼700円、焼きそば550円、ソフトクリーム 400円~450円、コーヒーなど250円~

◆駐車場はどこがいい?

フィールドアスレチックの駐車場は20台弱くらいで、休日はすぐに埋まってしまいます。次に近いのは六甲有馬ロープウェイに続く駐車場です。こちらはロープウェイを利用すると無料になりますが、台数はそんなに多くないのでやっぱりすぐに埋まってしまいます。

公式HPでは、満車の場合はカンツリーハウスの駐車場、カンツリーハウスが休業中(3/18~4/14)はガーデンテラスの駐車場へとの案内があります。距離的には、六甲枝垂れの駐車場からロープウェイ方面に降りるのが近いと思います。

※駐車料金はいずれも1日500円。土・日・祝・夏休み期間は、普通車は1DAYパーキングチケット制でフリーパスになります。アスレチック以外の施設も楽しむ予定であれば、対象の駐車場に停めるのがお得になります。

【対象施設】 六甲ガーデンテラス、六甲オルゴールミュージアム、六甲高山植物園、六甲山カンツリーハウス、 六甲山フィールド・アスレチック(注:六甲有馬ロープウェイ駐車場は対象外)

◆アスレチックと合わせて楽しむ

六甲山には他にも遊べるスポットがいっぱい。

引き続きアウトドアを楽しみたい場合は、隣のカンツリーハウスがおすすめです。バーベキューや魚釣り、傾斜を利用したわんぱくスキーなどが楽しめ、入場料がお得になるアスレチックとの共通券(おとな1230円、こども620円)の販売もあります。

六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム、展望台六甲枝垂れは、1DAYパーキングチケット対象時はお得に利用できます。

また、六甲山牧場、ロープウェイなど、自然から芸術まで楽しめるスポットが盛りだくさんです。

アスレチックを一日中楽しむも良し、他の施設と合わせて楽しむも良しの六甲山フィールドアスレチック。秋のお出かけにぴったりのスポットです。

六甲山フィールドアスレチック
住所:〒657-0101 神戸市灘区六甲山町北六甲4512-98
電話:078-891-0366(六甲山カンツリーハウス)
営業時間:10:00~17:00(15:30受付終了)※日によって違う場合あり
定休日:木曜日 (臨時営業、また臨時休業あり 詳細は本日の営業状況で確認を)
料金:大人(中学生以上)930円、小人(4歳~小学生)510円
アクセス:(電車)阪神御影駅/阪急六甲駅/JR六甲道駅より神戸市バス「六甲ゲーブル下駅」下車→六甲ケーブルで「六甲山上駅」下車→バスでフィールドアスレチックまで     (車)神戸市内から約40分 大阪市内より約1時間
公式HP:六甲山ポータルサイト Rokkosan.com
※施設情報は変更になる場合があります。お出かけの際は、事前にHPなどでご確認をお願いいたします。