丹後地方の旅から、県を超えて兵庫県豊岡市にある城崎マリンワールドに行ってきました。
城崎マリンワールドのコンセプトは、見て、さわって、発見できる体験型水族館。それを聞いてなるほど。確かに、来場者が参加できるプログラムがたくさんありました。
1934年の開業以来、進化し続けているという魅力についてレポートしたいと思います。
Contents
《see zoo》日本でもっとも深い水槽を潜る
入場してまず最初のエリアは「see zoo」と呼ばれるエリア。
大小さまざまなサイズの水槽に、色々な魚が展示されています。
このエリアのメインは、日本でもっとも深さのある水槽。その周りの階段を下りながら、水深12mを魚たちと一緒に潜っていきます。
途中には魚にまつわる展示がたくさん!セイウチの大きなパンツを試着できたり、みんなが覚えておきたくなるような情報を面白く説明してくれたりしていました。
《tube》みんな大好き!海獣たちと並んで歩く
sea zooを出ると、次は海獣たちのエリア。トド、アザラシ、ペンギンと水槽が分かれていて、それぞれ泳いでる海獣たちを間近で見ることができます。
ショーが順次スケジュールされていて、私たちが見たトドのダイビングは圧巻でした。ドボーンと飛び込んだ後の水しぶきに、観客のテンションもあがります。
このエリア一押しは、12mの横長のチューブ型水槽を泳ぐアザラシ。まるで観客にサービスをしてくれているように、こちらを見ながら、美しい泳ぎを見せてくれていました。
〈view point〉浦島太郎伝説の地で龍宮城を目撃
tubeエリアをぬけると、眼前に広がる海!
そこからは浦島太郎伝説のある日和山海岸を一望することができます。
亀のオブジェと、遠くに見える龍宮城らしき建物。まるで、全く違う観光地に来たような気分に。
足を止めて、水平線が丸く見える絶景の海をゆっくり観賞するのも良いと思います。
《fishing》自分で釣ったアジを味わう
ビューポイントを過ぎ、一段と混雑しているエリアがfishingエリアです。
ここは釣り堀になっていて、1竿650円(餌付き)で針が切れるまでアジを釣り放題。しかも釣ったアジは1匹50円で天ぷらにしてもらえます。
釣り堀は、竿を下ろしたらすぐ当たりがくるという入れ食い状態!
バケツいっぱいに釣っている人もいましたが、我が家が釣ったのは3匹。つまり、ど素人でも3匹は釣れるというデータ取りが出来ました。
この貴重なアジは、もちろん天ぷらに。釣り堀近くにあるAji Barの受付でバケツを渡します。
GWということもあり、天ぷらの待ち時間は80分。だけど、他のエリアを回っているとわりとすぐに時間になったので、そんなに待った感じはしませんでした。
食べた感想は、釣りたて・揚げたてで、やっぱり美味しい!普段は魚を嫌がる我が家の子供たちも美味しそうに食べていました。ここは是非、釣って食べてみてほしいです。
《Sea Land》必見のイルカ・アシカショー
fihisingエリアをさらに進むと、海とつながった大きなスタジアムが見えてきます。そこはイルカ・アシカショーが開催されるSea Land Stadium。
こちらも大人気で、広い会場ですが立ち見も大勢。ですが、休日には1回25分のショーが5回ほどスケジュールされているので、時間を調節して園内を回れば良い席で見ることができそうです。
観客がショーのお手伝いに出演したり、イルカだけでなくアシカやセイウチも登場します。演出も凝っていて、2019年GWは温泉旅館コントバージョンでした。
《日和山海岸ミュージアム》直感的にいのちの繋がりを学ぶ
Sea Land横のドルフィンタンクを通り抜け、海岸沿いの階段を上って到着したのは、2019/4/25にオープンしたばかりの日和山海岸ミュージアム。
コンクリート打ち放しのおしゃれな外観で、なんと入口横には足湯が!さすが城崎です。
この博物館のテーマは「いのち」。水族館や日和山海岸に生きる種の保存のための、さまさまなプロジェクトの記録が展示されています。
壁いっぱいのマッピング映像や、電子媒体を使った体験型のコーナーもあり、子供たちでも直感的にいのちを感じられるような展示になっていました。
盛りだくさんの体験を楽しむ
ペンギンの散歩が見れたり、ヒトデやウニに触ることが出来るロック・フィールドなど、入館料だけで体験できるアトラクションがたくさんあります。
その他、バックヤードツアーやイルカに触れるコーナーなど、予約・有料で体験できるものもいっぱい!
我が家は思い出作りに、ガラスドームというガラスの球の中に貝や石をいれるアクセサリーを作ったりもしました。
食事は?どんなものが食べられる?
1日たっぷり遊べる場所なので、食事も気になりますよね。主なレストランは以下の2つになります。
・カフェ&レストラン テラス
ガラス張りで日本海を一望できる最高のロケーションのレストラン。入場口の手前にあるので、マリンワールドに入らない人でも利用することができます。
但馬牛ハンバーグ・カレー・エビフライ・うどんなど、子供も食べやすいメニューがたくさんありました。
・シーランドレストラン
せっかくの海際なので、海の幸を食べたいという人はこちら。海の幸メインのレストランです。
レストランの価格はやっぱり観光地価格で、1000円からといった感じです。
その他にも、たこやきのカートや軽食を販売しているショップがいくつかあり、敷地内にあるホテル金波桜のダイニングも利用できるようです。
まとめ
城崎マリンワールドは体感型水族館のコンセプトのとおり、色々なアクティビティが盛りだくさん!という内容でした。
日本海の素晴らしい景観と合わせて、GWや夏休みのお出かけにぴったりの場所だと思います。手軽に釣りを楽しみたい人にもよさそうです。
遠方の方は、城崎温泉や丹後地方(車で30分くらい)への旅行の観光先の一つに加えてみてください。