日本でサファリパークと呼ばれる形態の動物園は10か所。
そのうちの1つ、ホワイトタイガーやホワイトライオンがいるサファリパークとして有名な、通称「姫セン」と呼ばれる姫路セントラルパークに行ってきました。
サファリだけでも十分楽しめるのに、さらに姫センには遊園地と、夏はプール、冬はスケートまであって、1日では遊び尽くせない、まさにレジャーの宝石箱や~的なスポットでした。
サファリを中心に、実際に訪れてみて感じた、おすすめの回り方などを紹介します。
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Contents
1.色んな角度から楽しめるサファリ
1-1.「ドライブスルーサファリ」はさすがの臨場感!
園内に放たれている動物たちを専用のバス(800円/人)や自家用車に乗って、移動しながら観察できます。専用バスはこんな感じ。
自家用車の場合、利用時間内であれば、何週でも回れます。我が家は自家用車で行き、娘の熱いリクエストもあり、2週しました。
・じっくり見るなら入場時間締め切り前がおすすめ
私たちが行った日は、11月の祝日(曇り)。標準的な休日の様子だと思います。
2週したうちの1週目は11時頃入場。ぼちぼちの混みぐあいで所要時間は40分くらい。後ろの車を気にして、皆一定の速度で進むので、ベストビューもそこそこに、という感じ。
2週目は入場終了30分前の15時半頃に再入場。この時間だと、車もちらほらで、絶好のポイントでじっくり見ることができました。あと、車が少ないことで、動物たちも車道を歩いてくれます。間近に見ることが出来つつも、所要時間は20分くらいで回ることができました。
自分たちのペースで見れた2週目のほうが断然楽しめたし、その後ウォーキングサファリを回っても、十分な時間がありました。
ライオンのえさやりなど、時間が決まっているプログラムに参加しない場合はおすすめです。
・肉食獣エリアは希少感あり
最初は、チータセクション。1週目にチータを1頭しか見つけられず(実際は2頭?)。
次のトラセクションも広い敷地に2頭だけ。立派なトラだけど。あれれ、ホワイトタイガーは?子供たちに、白いトラさん見に行こうって言ってたのに、とちょっと残念な気持ちに。
(だけど心配無用!ホワイトタイガーには後で会えます。)
次のセクションでは、たくさんのライオンが!もし、ライオンも2匹とかだったら、少しがっかりだったけど、これだけいると迫力満点。子供は少し怖かったようです。
群れがいくつかあって、それぞれが固まって生活(ゴロゴロ)している様子でした。あと、ホワイトライオンの姿も数匹見ることができました。
ライオン以外は希少動物ということもあって、数が少なかったなという印象。
でも肉食獣の数が多すぎてもちょっと怖いかも。数匹だけでも、なかなか緊張感がありました。
・草食セクションは怒涛の動物三昧
続いて草食動物のエリア。こんなに近くで、しかもたくさんの動物を一気に見れるのは、やっぱりサファリならでは。子供たちのテンションもあがります。
車で側を通るといっぺんにこちらを向いてくれた鹿たち。
車の前を闊歩するダチョウ
まるで高山で野生の動物を見ているかのような風景
シマウマやキリン、カバなどの動物園の定番に加え、他の動物園ではなかなか近くで見ることができないバッファロー、バクやサイなんかも鑑賞できます。
ドライブスルーサファリはゾウで締めくくりですが、現在は療養中のようで、ゾウ舎から少し姿が見えただけでした。
コースは長すぎず、短すぎず、個人的にはちょうどいい長さでした。
1-2.「ウォーキングサファリ」でさらに動物の近くへ
車で移動するサファリの次は、ウォーキングサファリのエリアへ。
駐車場に車を停めると、スカイサファリのロープウェイ乗り場が見えますが、ここから乗ると帰りが上り坂となってしまう逆コースになるので、ウォーキングサファリへ進むのがベストです。
最初のベアバレー、モンキーマウンテンでエサの自動販売機があって、いつでもエサがあげられます。
その次は、ペリカンや孔雀がすぐ側を歩いていくフライングケージを進みます。
触ってもいいのかな?と思う程、どの動物も間近で見ることができます。
特にびっくりしたのがペンギン。公園とかの池に鯉が泳いでいるのと同じ調子で、手を伸ばせば触れそう!娘はびっくり&嬉しさで、プールの前で固まってしまいました。
さらに進んで行くと…、いたー!!ホワイトタイガー!なんと優雅な姿。
その隣には2017年5月に産まれたホワイトライオンの双子の子どもがじゃれあっていました。
もちろん、ライオンたちはガラス越しですが、ゆっくり見ることができました。
最後はサバンナテラスから間近でキリンを見てウォーキングサファリは終了。
時間と人数制限ありの募集で、ゾウやホワイトライオンなどにエサやりができるプログラムもありました。
予想以上に動物を身近に感じられたウォーキングサファリ、おすすめです。
1-3.「スカイサファリ」で締めくくる
サファリの締めは、ゼブラ柄のロープウェイ(無料)に乗って、空からサファリパークを見渡します。
なかなかの絶景!眼下にウォーキングサファリで歩いた道や、ドライブスルーサファリで見たサイやゾウを見ることができます。
横を見渡せば360度パノラマで紅葉も楽しめました。山の景色も素晴らしい!
2.サファリ以外もすごい姫セン
2-1.季節限定のレジャーも外さない
夏はプール、冬はスケートで、お客の取りこぼしをしない姫セン。
今回我が家はスケートを楽しみました。
スケートリンクは「風の城」というお城の中にあります。
・インドア派はこの機会にスケート体験
スケート利用は入場料とセットになっているので、靴を無料で借りられます(16~31cm)。ただ、手袋を持っていないと利用できません。300円で大人子ども兼用の販売もありますが、もったいないので是非持参を!
リンクは広くて、そんなに混雑していなかったので、中級者以上でも、窮屈せずに楽しめそうでした。
ほぼ未経験の私たち一家は、手すりから1m付近を保持しつつの移動でしたが、他の人とぶつかり合うこともなく、自分たちのペースで楽しむことができました。
そして、土日祝は日に2回、専属コーチによる初心者用レッスンがあります。リンク1/4ほどのスペースで、ジョークを交えながらの基礎レッスン。予約不要で、ありがたいサービスです。
わざわざスケートをに出掛けないというインドア派には、普段しない体験をする絶好の機会ではないでしょうか。
2-2.絶叫系好きも満足の本格遊園地
遊園地のアトラクションは、コースターが充実しています。広い敷地のあちこちで、コースターのレールがありました。
我が家は観覧車や機関車などに乗りましたが、結局、子供たちが一番楽しんだのは、「トレジャーハンター」です。
砂袋の砂を少しずつ振るい箱に入れて、木製の水路で砂を流します。その中から宝石or化石が出てきて、見つけたものは全て持ち帰れます。
たくさんの天然石ゲット。
ただ、これ、後日いった他のレジャー施設でも同じような宝探しアトラクションがあったので、遊園地によくあるものなのかもしれません。
・絶叫系を楽しむならフリーパス
フリーパスは大人3000円(冬季2400円)。姫センの呼び物アトラクション「ディアブロ」の800円を筆頭に、単体で乗るとけっこう1回の料金が高いので、絶叫系を楽しみたい人は迷いなく、フリーパスがお得です。
だけど、絶叫系は身長制限があるので、うちの8歳のお兄ちゃんでも乗れないのがいくつか。110cm以上が大体の目安です。こどもで十分に楽しめるのは小学校高学年くらいからでしょうか。
トレインなど、小さい子も一緒に楽しめるライド系もいくつかありますが、特に小さい子が乗りたがるような遊具は、フリーパスは使えない現金払いのものが多かったです。
あと、展示系もフリーパスが使えないのがけっこうあるので注意が必要です。
小さな子供がいる家庭は、乗りたいものをピックアップして、どちらかお得になるか計算したほうがよさそう。ちなみに我が家は3歳の娘がいて、時間的にもコースター系を乗りこなす余裕がなかったので、フリーパスは購入しませんでした。
3.姫センを無駄なく遊び尽くすには
入場料と駐車料と、個別に支払った遊園地の乗り物代など、家族分をトータルすると割となレジャー費になりました。
それだけの充実の内容はあったと思うのですが、姫センに遊びにいくときは、無駄がないよう、朝から夜まで時間いっぱいを目指して出かけるのがよいと思います。
また、施設の利用の仕方によって、コンビニ限定やバスとセットになったチケットなど、色々な割引チケットがあるようなので、是非、遊びに行く前に確認してみてください。
⇒姫センの料金についてはこちら
家族連れはもちろん、友達同士、カップルも丸一日遊べる充実の姫路セントラルパーク。まさにレジャーの宝石箱!今度は夏のプールを制覇しに、再訪の予定を立ててみたいと思います。
姫路セントラルパーク