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〈100名城〉世界遺産「姫路城」の築城術を体感

兵庫県にある3つの世界遺産の一つで、別名白鷺城とも言われる白い天守閣が人気の姫路城。

同じ関西圏に住みながら、なかなか行く機会がなかったのですが、ずっと訪問してみたかったお城です。先日、近くまで行く予定があり、これを機にある物を購入して観光してきました。

歴史に全く詳しくなく、お城しろうとの私ですが、素人目線で楽しんだ姫路城の見どころを紹介したいと思います。

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姫路城の見どころ

◆キリっとしまった外観

やっぱりまず目に飛び込んでくるのは、その美しい外観。お城の堅強なイメージとは少し違って、シュッと爽やかなイケメンみたいな印象。

構内で写真を撮っていると、常連さんと思われる方が、カッコよく見える角度のビュー・ポイントを教えてくれました。三の丸広場から歩いて入場ゲート近く、上りの坂道が左手にあって、そこから撮った写真がこちら。

青く晴れた空に、白く映える天守群。

 

◆日本の名城100選とスタンプ

今回姫路城を訪問するにあたり、購入したある物。

それは「日本100名城スタンプ帳」。

旅行などでお城に行く機会も多くて、このスタンプ帳の存在を知ってから、せっかくだから記録に残せるといいなあと思っていたのです。

スタート城が日本一美しいと名高い姫路城というのも、なかなかいい感じ。

スタンプ置き場はお城によって色々なようなので、事前に調べておくことが大事なよう。

姫路城のスタンプは、料金所西側にある姫路城管理事務所に置いてありました。

記念すべき第1城目のスタンプ

 

◆たくさんの「城門」など、築城術に感嘆

スタンプ帳で、姫路城の見どころの記載にはこうあります。

姫路城は天守郡の美しさ、複雑な縄張りなど、困るくらいに見どころが多い。数多く残されている城門を巡りながら、技巧的・実践的な築城術を堪能してほしい。

なんだか、著者の紹介しきれないもどかしさが完全に出てしまっている文章ですが、文中にもある城門、これがかなり面白かったです。

姫路城の内曲輪は、本丸、他5つの曲輪による多重構造なっていて、内部はいろは順などの名前をつけられた門によって、さらに細かい曲輪にわけられています。

天守までたどり着くにはいくつも門をくぐらなければならず、中には屈まないと通れないような門も。通路も狭くなっていたり、わざとわかりにくくなっていたり。これは敵が城内に侵入しにくくするためで、実際に通ってみると、なるほど~と感嘆する見事なつくりでした。

〈ほノ門〉子供でも手が届くくらいの高さ

 

〈水三門〉こちらも低め

姫路城 水三門

 

また、挟間(さま)と呼ばれる射撃用の窓も鑑賞ポイント。城内に997個ある挟間は、丸・三角・長方形のものがあり、内側と外側に角度を付けることで敵を狙いやすく、敵には狙われにくくしてあります。

さまざまな形の狭間をアクセントとして配置してあるのはめずらしいそうで、確かに遠くから見るとおしゃれな外装のよう。近くでみるとけっこう大きく感じます。

姫路城 狭間

 

◆「瓦」が面白い

「姫路城 瓦」で検索すると、時の城主によって異なる「瓦紋」の情報や、昭和の大修理で天守閣壁から発見された「幻の瓦」、「キリシタン瓦」などがヒットしました。どれも、歴史と壮大なロマンを感じる、興味そそられる情報ばかり。興味がある方はぜひ検索してみてください。

ところで、私が姫路城で気になった瓦は、屋根以外のところに見た瓦。天守閣に続く道の排水溝などに、おそらく再利用されたと思われる瓦が使われているのが印象的でした。

 

通路の端にモザイク状に使われた瓦

姫路城 モザイク瓦

 

並平を立てて重ねた排水溝

姫路城 並平排水溝

 

並丸を使った細い排水溝

姫路城 並丸排水溝

 

こちらは並平を平らにして並べています。

姫路城 並平平ら

姫路城で実際に使われていた瓦が再利用されたのか定かではありませんが、色々なデザインで瓦が使われていました。

この瓦以外にも、入場口から天守閣までの距離が長いので、歩きながら色々な発見ができるのも姫路城ならでは、という感じがしました。

 

◆現存する天守を堪能する

現存する大天守の中も見どころがたくさん。

戦闘時、鉄砲をかけられるように作られた格子窓。武具掛けや武者隠しと呼ばれる小さな扉など、至る所に、戦いを前提とした工夫がこらされており、お城の守りがいかに重要だったか、ということを感じることができます。

大天守を支える2本の柱のうちの1つ「東大柱」

姫路城 東大柱

 

槍と火縄銃がかけられていた「武具掛け」

姫路城 武具掛け

 

建設当時の造りのままなので、当然といえば当然ながら天守内は階段のみ。この階段がけっこうな角度で、なかなかハード。

さらに我が家は3歳の娘が歩くことをあきらめたため、途中から抱っこで上り下りすることになって、相当ないい運動になりました。小さなお子さん連れは、体力と相談しながら最上階(6階)を目指してみてください。

姫路城 階段

 

最上階に祀られている刑部神社

姫路城 刑部神社

 

窓から見えた鯱と姫路の街

姫路城 鯱

 

◆鑑賞案内アプリで現代技術での演出を楽しむ

姫路城構内の各所にはスマホと連動した鑑賞案内「姫路城大発見!アプリ」用のARマーカーが設置されています。

各所のARマーカーを読み込むと、当時の風景を再現したCGや説明動画が見られる仕組み。アプリをダウンロードして、約30か所ある全てのARポイントを回るのも楽しみ方の一つですね。

詳しく紹介してあったサイトがこちら

大天守内1階にあったARポイント「石落とし」

姫路城 ARポイント

 

◆一日かけてたっぷりと満喫を

広い構内、見どころだらけの姫路城。

周辺にはお土産物屋さんもたくさんあり、休日には近くの公園でフリーマーケットなどの開催も。

一日かけてゆっくりと回るのがおすすめです。

姫路城バックに

 

ちなみに、私が買った日本100名城スタンプ帳はこちら。

A5版ハンディタイプでガイドブックが一体になったタイプ。こちらの他にも、もっと大判でガイドブックとスタンプ帳が別になるタイプもあります。私の場合は、別にするとどちらかを失くしてしまうかもと思い、ハンディタイプにしました。

これを機に、長いスパンでの100名城コンプリートを目指したいと思います!

 

姫路城

住所:兵庫県姫路市本町68番地
電話:079-285-1146(姫路城管理事務所)
開城時間:9時~16時(閉門は17時) ※夏季(4/27~8/31)は17時まで(閉門は18時)
休城日:12/29,12/30
入城料:大人(18歳~)1000円、小人(小・中・高校生)300円
アクセス:姫路駅北口から神姫バス乗車「大手門前」下車徒歩5分、JR姫路駅、山陽姫路駅より徒歩20分
駐車場:公営駐車場など 地図はこちら
※施設情報は変更になる場合があります。お出かけの際は、事前にHPなどでご確認をお願いいたします。