2018年11月28日より、LINEで自作絵文字の販売ができることになりました。
絵文字は、メッセージ文中に使って文章を華やかにするという使い方と、単独で送信すればスタンプとしても使えるという優れもの!
そこで私もスタンプ販売に引き続き、絵文字も作成してみました。実際に作ってみての感想や売り上げなどをレビューをしたいと思います。
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LINE絵文字の販売について
今回私が作成したのはこちら、「基本の女の子絵文字」です。
絵文字作者URL:https://store.line.me/emojishop/author/853749
トーク画面はこんな感じ。
絵文字をスタンプとしても使用できます。
作成のポイントですが、表示サイズが小さいため、できるだけ単純なデザインにするのが重要です。
その分、たくさん描かなくていいので、スタンプ作成時よりもだいぶ早く作ることができました。
◆販売数の勢いもすごいが、審査も早い?
新しい市場ということで、続々と販売の申請が行われているようです。
私の登録番号は21410。販売開始から2か月弱で2万もの絵文字が申請されていることになります。ものすごい数ですよね。新着画面を見ていても、新作がどんどん販売されていく様子がわかります。
これは審査に時間がかかるだろうな~と思っていましたが、なんと!申請から承認まで、丸1日もかかりませんでした。日曜日のお昼3時頃に申請して、月曜日の午前中には承認のメールが。
申請の手順などはスタンプのときとほとんど同じです。
スタンプ申請時の記事についてはこちら
去年、8種類のスタンプを申請したときにかかった日数は、最短でも3日。スタンプ販売の実績もあるかかもしれませんが、驚きの速さでした。
◆売り上げについて
気になる売り上げですが、これが悲しいかな、ほとんど売れていません。
販売から1週間。購入数たぶん13個(売上額496円から推測)。
内訳ですが、私が購入したもの7つ(自分用+過去スタンプを購入してくれた友人にプレゼント6個)あるので、それ以外で売れたのは、6つ(買っていただいた方、本当に大感謝!)
しかも、今後も売れる見込みはほぼないと思います。
作者名で検索する以外で人目に触れることはないくらい、LINEストアのサーバー奥底にもぐっていってしまいましたから…
◆絵文字とスタンプ、どちらが売れやすい?
素人クリエイターにとって、LINEスタンプと絵文字、どちらから参入するべきか悩むところだと思います。
私が、実際に販売してみた感触だと、現行のシステム(2019年始時点)では、スタンプのほうが人目につく可能性がまだある、という感じです。
スタンプのほうはジャンル別に検索できるようになっていて、ニッチなところを狙って断続的にでも数個売れていれば、ジャンル別で検索されることで、購入者の目につく可能性があります。
だけど、絵文字のほうはジャンル別の検索がまだなく、人気クリエイター以外は新着から消えてしまうと、ほぼ人の目に留まる機会がなくなります。
また、やっぱりスタンプがメインで、絵文字よりもスタンプを購入する人の数が多いのではないでしょうか。30代より下の世代は絵文字をあまり使わないというデータもあるようなので、その点でも、スタンプより販売数を伸ばすというのは難しいかもしれません。
◆絵文字は工夫次第でオンリーワンになれる余地あり!
素人クリエイターにとって、現状ではスタンプよりも販売数を伸ばすのが難しい絵文字ですが、作り方を工夫することによって、使い方を無限に広げられる可能性があるツールだと思います。
なぜかというと、絵文字では複数の絵柄を1つの絵としても表現することができるから。
スタンプは空間に1つの絵しか置けませんよね。
だけど絵文字は、文字を打つスペースに入れるものなので、文字のように連続して絵を置く(上下左右)ことによって1つの絵を作ることが出来るんです。すでに色々なクリエイターの方が開拓地を広げていっていますが、まだまだ未開の地はあるはず!
星の数ほどあるスタンプの中で、素人が新しいジャンルを作るのは本当にハードルが高い…。だけど、創意工夫でオリジナルの使い方を生み出す余地がまだまだあるという点で、絵文字市場はブルーオーシャンといえるかもしれません。
今回私が作成したのは、文中や文末に沿える表情の絵文字で、基本中の基本の使い方をするものです。
なので、次回は面白いものが作れるように、考えてみようと思っています。
絵文字を作ってみようかなと思っている方も、ぜひ新しい使い方にチャレンジしてみてください!
おすすめ記事
スタンプ作成についての記事はこちら。良かったら参考にしてください。