6つ歳が離れている我が家の兄妹。
お兄ちゃんの遊びは妹には難しく、妹が楽しい遊びはお兄ちゃんには物足りない。
そんな中、家族全員で楽しめるカードゲーム「CLOWN(クラウン)」に出会いました。クラウンとは道化師のこと。サイコロの出た目によって異なるデザインのパーツを集めて、道化師を作るゲームです。
このゲームが届いて以来、我が家では夜な夜なサイコロが振られています。
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テーブルゲーム大国のドイツ
今回紹介するカードゲーム「CLOWN(クラウン)」はドイツ製。
ドイツは、ボードゲームやカードゲームといった非電子型ゲームがポピュラーな娯楽で、ドイツゲーム大賞なんて賞も毎年決められているくらいのテーブルゲーム大国なんです。
そんなドイツで作られるテーブルゲームの一番のポイントは、大人から子供までみんなで楽しめるということ。これは「クラウン」で遊んでみて、我が家がまさに実感していることです。
◆簡単なルールとデザインが魅力
「クラウン」のルールはいたって簡単!
頭、顔、足など8つのパーツに分けられた道化師の体。1つのパーツにはそれぞれ1~6まで高さが違うカードがあります。パーツごと順番に、サイコロの出た目と同じ数字のカードを集めていきます。8つのパーツを集め終わったとき、出来上がったクラウンの背の高さを競います。
日本にはないポップな雰囲気のデザインも魅力的。
それぞれのパーツは、アイテムなど特徴が少しずつ変えてあります。頭のパーツを例にすると、1~6で帽子のデザインが違ったり、ねずみが隠れているカードがあったり。
だけど全てのパーツはちゃんと繋がって、あら、不思議。最終的には、どれも特徴的でかわいいクラウンが出来上がります。
対象年齢は3歳くらい~大人まで。最大6人まで一緒に遊べます。
◆勝っても負けても楽しい
デザインの組み合わせは、なんと40,320通りも!出来上がったクラウンを見るだけでも十分楽しめます。娘はサイコロの「1」ばかりを集めたクラウンがお気に入りなので、勝負とは関係なく作って遊んだりもしています。
背が一番高い人が勝ち、一番低い人が勝ち、バランスがいい人が勝ちなど、勝ち方が一つじゃないのも、このゲームのいいところ。オリジナルなルールを決めたり、遊び方を工夫してみるのも面白いです。
◆知育的な要素も満載
ちょうど数字を覚えている最中だった3歳の娘。「いーち、にーい、さーん」と、音だけ10まで言えるようになっていたけど、音と数字がまだ一致していませんでした。
だけど、このゲームで遊んでから、ほんとにあっという間に数字とサイコロの目、さらに大きい小さいの違いも覚えてしまいました。
他にも、サイコロを振る順番を守るとか、ゲーム以外の場面でもあるようなルールを、遊びの中で楽しく経験できたのが良かったなと思いました。
あと、電子ゲーム大好きな息子も夢中になれたのが嬉しい。やっぱり親としては出来ればアナログな遊びをたくさんしてほしいのです。
分かりやすいルールと特徴的なデザインから、子どもの発達を促す施設でも、遊びながら学べる教材として利用されているそうです。
◆お気に入りを探したい
探してみると、ドイツのボードゲームは本当にたくさんの種類があります。
我が家は他にも「虹色のへび」というカードゲームを持っていますが、まだまだたくさん揃えていきたいです。
ちなみに、「虹色のへび」ですが、順番に引いたカードを色で繋いで、頭と尻尾が繋がって蛇が完成すればカードをもらえるという単純なゲーム。こちらも毎回大盛り上がりです。
トランプとかUNOといった定番カードゲームも楽しいけど、幼児と一緒に遊ぶのは少し難しいですよね。だけどドイツのテーブルゲームは、家族全員で遊べる魅力的なものばかり!
「クラウン」に限らずデザインも素敵で、流行りに関係なく長く遊べるドイツのカードゲーム。おすすめです。