今年はコロナの影響で、人が集まるスポットへのお出かけが難しい状況ですよね。
移動が制限されるなかでも、子供にはアクティビティを体感させてあげたい!
そこで府内でのお出かけスポットの中で、子供が思い切り楽しめるけれど人が集まり過ぎない場所、「ビッグバン」に行ってきました。
我が家はお盆期間中に行ったのですが、府立の施設だけあってコロナ対策もきちんと行われ、三密もなく、夏の暑さにも冬の寒さにも左右されず快適に遊べました。
そんな大阪レジャーの穴場スポット「ビッグバン」をご紹介します。
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宇宙船を模した外観がインパクト大
最寄り駅の泉ケ丘駅を出て少し歩くと見えてくる、まるで宇宙船のようなビッグバンの姿。
なんとビッグバンは『銀河鉄道999』の作者である松本零士さんが名誉館長であり、設計のデザインをされています。
それを聞くと一般人としてはおお!となりますが、橋下さんが大阪府知事時代には財政立て直しのため、存続が危ぶまれた施設。その後、存続が決定しましたが2021年度4月からは堺市の管轄となるようです。
確かに収益を考えると管理が難しい面もありそうですが、周りの景色に一切溶けこまないオリジナリティ。建築物としても一見の価値ありです。
時空を超えて遊び尽くせ!
子どもを楽しませたいが渋滞してるみたいな館内には、たくさんの遊びが用意されています。
科学館のようなアトラクションに、タイムスリップしたような街並みもあれば、博物館にもなりそうな巨大ワニの遊具などなど、1日かけてゆったり遊べます。
おすすめは巨大立体アスレチック「遊具の森」
中でも、地上から53mの高さまで階層的にアスレチックが組まれている「遊具の森」は子供に大人気の遊具です。
子どもは専用のヘルメットをかぶって、大きなジャングルジムのような鉄の森の中を登ったりくぐったりしながら進みます。
時間制限もないので、何回も行ったりきたり。満足いくまで遊べるのもポイントが高いです。
大人もコースに入れますが、体が大きい分進むのはなかなか大変です。
巨大ワニの体内を探検
次におすすめなのが、3Fアストロキャンプにある巨大ワニの体の中に入れる遊具。
こちらは大昔に大阪湾に生息していたマチカネワニがモチーフなんだそうです。大きいし、骨格バージョンもあって、すっかり恐竜だと思っていました。
体内にあるロープや滑り台であそんだり、歯をとって並び替えたりできるようにもなっていたり、子供大興奮のコーナーです。
映画の中に入ったようなレトロな風景
4Fに入ってすぐのスリップトンネルなるものをくぐると、いきなりのタイムスリップ!目の間にレトロな昭和30年代の街並みが広がります。
アラフォーの私含めた親世代でも、まるで映画のセットの中に入ったような気分に。今の子供たちにはもはや時代劇のような世界かもしれません。
めんこや輪投げのようなおもちゃが置いてあったり、タコ焼き屋さんの気分を味わえたり、素朴な遊びが楽しめます。
6歳の娘は、思った以上にここが気に入ったようで、割と長い時間を過ごしました。
その他充実の遊具やワークショップ
その他にも、ビッグバン誕生物語を放映するミニシアターや、科学館にあるような実験要素のある装置、クッキングコーナーや廃材を利用した工作ファクトリーなど、子供たちの興味を掴むものがたくさん!
ランチやカフェをするなら
館内併設「スペースダイナー」で軽食
館内には土日祝のみの営業ですが「スペースダイナー」という食事処があります。ハンバーグ、カレー、ラーメン、うどんといった感じで代表的なメニューが一通り。
少し簡易的な感じなので、食事を楽しむという要素はすくないですが、近くでさっとすませるには一番の場所です。
ダイナーのロゴがかわいいのが印象的でした。
隣接する公園内の図書館併設カフェ「ザ・パーク・オオハス」
ビッグバンから徒歩10分くらい歩くと、キャンプやBBQも出来る大蓮公園があり、そこに私設図書館が併設されたカフェ「ザ・パーク・オオハス」があります。
資料館だった建物をリニューアルしているそうで、店内はかなり広いです。椅子などはスノーピークのアウトドア用品が使われて、図書館らしく本棚が効果的に配置されていたりと、とってもお洒落。
ピザやカレーといった軽食や、アイスクリームなどの簡単なスイーツがいただけます。
公園には遊具もあり、遊び足りない子供は公園へ、疲れた大人は本を読みながらゆっくりお茶をするということもできそうです。
高島屋併設のショッピングモール「パンジョ」
ビッグバンを出て右手に5分くらい行くと、高島屋もあるショッピングモール「パンジョ」があります。
レストラン街があるので、インフォメーションで聞くと、そちらに食事を行かれる方が多いとのことでした。
館内併設のスペースダイナーが開いていない平日や、食事もちゃんと楽しみたいという方は、パンジョに行くのが間違いないと思います。
まとめ
ビッグバンが子供に伝えたい世界観は、USJにも通じるような!?壮大さがあります。アドベンチャーあり、宇宙あり、太古から未来へと時を感じさせる工夫も然り。
小学生低学年くらいまでは、大きなテーマパークよりも、こちらのほうが充実して遊べるかもしれません。
建物のポテンシャルもコンセプトもとても面白いビッグバン。ゆっくりレジャーを楽しみたい子供連れの家族におすすめです!