淡路島に2018年4月27日オープンした新スポット「HELLO KITTY SMILE(ハローキティスマイル)」。
淡路島で「のじまスコーラ」や「クラフトサーカス」など、地域産業の活性化を図っているパソナグループが運営する、レストランがメインのスポットです。
淡路島とキティとレストラン。一体どんな施設なのかいまいち想像できない。しかも、まだオープンしたてで情報も少ない…。
だけど、GWの淡路島へのお出かけと、3歳の娘のキティ好きがマッチング。これは行くしかないでしょ!と出かけてきました。そのレポートです。
Contents
ハローキティスマイルってどんなとこ?
◆海辺のリゾートとキティの異色な融合
海沿いの県道31号線を走っていると、遠くの方に見えてくるキティの顔!
景色の中に全く溶け込んでいないその真っ白な顔。よく知っているのに、初めて目にしたような不思議な感覚。子供と一緒に、テンションが一気にあがりました。
全貌はさらにインパクト大。
キティの顔を中心に左右に長く伸びる、リゾートっぽいような、近未来っぽいような、日本の島の一角にあるとは思えない建物。
何も知識なくここを通りがかったら、なんじゃこりゃ!?と間違いなく思います。
《キティの大きさと可愛さに満足》
到着して、まず2階のバルコニーへ。間近で見れるキティの顔はとにかく大きい!直径14mあるそうです。大きすぎて、施設内から顔の全体を写真に撮り切ることができません。
このキティちゃんと一緒に写真を撮れただけでも、娘を連れてきたかいがありました。
《最高のロケーション》
バルコニーからの景色はまさにリゾート!青い空に、青い海。黄色のパラソルと白い建物のコントラストが眩しく、天気の良い日は最高の眺めです。
左右に長い建物になったのも、このロケーションをどこからも楽しめるように、とのこと。なるほど、キティだけじゃなく、淡路島の地を活かすための工夫だったんですね。
《駐車場は近く&遠くにたくさん有り》
駐車場は施設の両サイドに第1~第4までありますが、それぞれの収容台数はそんなに多くありません。少し離れた場所に大きな臨時駐車場も用意されていて、そこからは無料のピストン輸送があります。
GW真っただ中の5月4日に遊びに行った我が家。到着はオープン後の11時過ぎでしたが、その時間には専用駐車場はすでにほとんど埋まっている状態でした。食事をして帰るころには、臨時駐車場のほうもほぼ満車状態。平日は分からないけど、土日はおそらく混雑していると思います。
◆淡路島産の食材を使った創作オリエンタル料理がメイン
景色を少し見た後、メインの食事へ。
施設内には、食事ができるレストランが2か所と、ハイティーが楽しめるカフェがあります。
1階のテラスは、約30種類のオリエンタル料理が楽しめるブッフェ。
2階のレストランは、約70種類or約80種類から選んで注文するフュージョン料理のオーダーブッフェ。お値段も1ランク上です。
メニュー | 大人 | 子供 | |
1階テラス | ブッフェ (約30種類) |
3500円 | 4~12歳:半額 3歳以下無料 |
2階レストラン | オーダー式ブッフェ (約70 or 80種類) |
①御食国コース5500円 ②イザナギコース7800円 |
|
2階バルコニー | ハイティー | 2400円、3300円、4200円 |
《1階 テラス》
私たちは迷うことなく1階のテラスへ(もれなく金銭的な理由)。
料金を支払うと、一人1個の缶バッチをもらえます。食事中はこれをつけて、とのことでした。お土産にもなるし、これはちょっと嬉しい!できればデザインが数種類あるとなお嬉しいかも。
横長の敷地の端から端まで、テーブルとパラソルが並べてあります。
なんといっても海の景色が最高!
1階のテラスには少しだけ屋内の席もありました。そこには、かわいいキティちゃんの壁画が。
お料理は、タイのレッドカレーやベトナムのパッタイ・揚げ餃子、飲茶に青椒肉絲といった中華料理など、まさにオリエンタルな品々。
個人的には飲茶が一番おすすめ。
子供は食べなれない物にはあまり手が伸びず、チャーハンや唐揚げ、スイーツなどを食べていました。
子供用の食器はキティちゃんで、割り箸にも「HELLO KITTY SMILE」の刻印がありましたが、それ以外は特にキティちゃんをイメージさせるものはなし。
キティの威を借りてあとはそこそこでok!っていうキャラクターだけの施設じゃなく、正統に「料理を楽しんでほしい」という意思を感じました。
《2階レストラン》
あわびやフカヒレが食べられるメニューから、金額もラグジュアリーで、より本格的な料理を堪能できることは間違いないでしょう。
基本料金にプラスして、さらなるグレードアップもできるようでした。
お手洗いが2階にあったので、レストランをのぞくことが出来たのですが、テラスよりも少しシックな内装。
そこで驚いたのが!
1階テラスよりもこちらのほうが賑わってる!?子供もけっこういる!??
なんと…。皆さん、お金持ちですね…。
《2階別館 バルコニー》
イギリスのハイティーが楽しめるバルコニー。
レストランと同じく、シャンデリアが豪華な内装の少しシックな雰囲気。
メニューを見ると、食事ができる3か所の中では、一番キティ色がある感じ。
キティちゃんのリボンのカップケーキなど見た目もかわいい!次回訪れるときは、こちらにぜひ入ってみたいです。
◆シアターで楽しむキティの夢の世界
巨大なキティの頭の中は、シアターになっていて、そこで約5分間のプロジェクションマッピングを使った映像を楽しむことができます。
その他、色々な服を着た、世界に1つしかないキティのアート作品が展示されたギャラリーも併設。
入場は1500円かかりますが、食事をするとショップ、またはシアターで使用できる500円の割引券をもらえます。
◆ショップにはオリジナルキティグッズも
ハローキティファンのために、大人でラグジュアリーな物がそろっているというショップ。
まず、中心に置かれたベンツにたまげます。後ろにはヴィトンのトランクが重ねてあって、運転手は巨大はキティ。なんてセレブなキティちゃん!
スワロフスキーのスマホケースや、FEILERとコラボのハンカチ、オリジナルのマグカップなど、大人のキティファンにはたまらないキティグッズがいっぱいの店内。
私も友人のキティファンにお土産を買おうと思ったのですが、結局選びきれず。でも、何を選んでも間違いなさそうなラインナップでした。
まとめ
淡路のニュースポット「ハローキティスマイル」は、USJのワンダーランドにあるような、子供のためのキティの世界とはちょっと違います。
基本的には、海外からの観光客や、大人のキティ好きのためのスポットです。
「娘がキティ好きだから」を理由に出かけた我が家にとっては、少しだけ敷居の高いところだったかな。当の本人はすごく喜んでくれていましたが。
だけど、淡路島という海のリゾート地で、現地の食材を使ったラグジュアリーな食事とキティのキャラクター性。なかなか面白いドッキングで、今までにないタイプの施設だなと思いました。
これを手掛けたパソナグループの地域活性化の活動はあっぱれ!としか言いようがありません。
大人のキティ好きや、観光で淡路島を訪れた方は、淡路島の美味しいラグジュアリーな食事を楽しめるし、建物だけでもかなり面白いので、行ってみる価値大の施設だと思います。
◆その他 淡路島おすすめスポット
このハローキティスマイルを仕掛けたパソナが手掛ける他のスポットについても紹介しています。淡路島観光の際、ぜひ参考にしてください!
ハローキティスマイル