東京の新たな観光スポット、お台場にあるチームラボボーダレスに行ってきました!
日本だけでなく、世界でも活躍の場を広げているチームラボの常設ミュージアムです。インスタなどで見たりして、機会があれば行ってみたいとずっと思っていたんです。
これが想像した以上に楽しくて、久しぶりに童心に返って楽しみました。
Contents
本能を呼び覚ます!?光のデジタルアートの世界
描いたものが命を持ったように動く。人と自然が触発しあって融合する。表現は最先端のデジタル技術かもしれませんが、このミュージアムのテーマの根幹は、太古の昔からある自然信仰にも繋がるような、人間と自然の共生だと思いました。
動くものを追い、光を求めながら作品の中を漂っていると、ヒトが自然と一体である記憶というか、本来持っている本能を呼び覚まされているような不思議な感覚に。
子供が暗闇を怖がったり、興味をしめさなくて退屈してしまうかな?と少し心配していましたが、そんな心配は何のその。
子供たちも野に帰ったかのように、デジタルアートの世界を走り、泳ぎ回っていました。
一体どうなってるの?最先端の技術に驚く
インスタなどで良く見るような写真映えする作品はもちろん、ボーダレスの作品はどれも本当に面白かったです。特に子連れの我が家は、参加型の作品で驚きと感動がひとしおでした。
上の写真は「世界は暗闇から生まれるが、それでもやさしくうつくしい」です。息子が夢中になっていました。落ちてくる字をさわると、そこから現象が生れます。「蝶」は無数の蝶を生み、「蛍」は光を散らして、互いに影響しながらその瞬間にしかない世界を作ります。
私が楽しかったのは、書いた動植物が動くコーナー。お絵描き水族館の別バージョンです。
鳥・トカゲ・花など何種類かの絵が置いてあるので、クレヨンで自由に色をつけます。私は花を選んでみました。その絵を係の人にスキャンしてもらうと…
広場の床に、みんなが描いた作品が登場します!花はゆっくりと咲いて、そして散っていきました。
鳥やトカゲは、自由に動き回っていましたよ。踏むと消えますが、また違う場所で生まれます。みんな思い思いのデザインで、命を吹き込んでいました。
娘が気に入ったのは、「裏返った世界の巨大!つながるブロックのまち」。
おいてある家や雲やヘリポートを動かすと、それまで繋がっていた道が、別の道に繋がったり、線路が通って電車が走りだしたり。町が形を変えていきます。
自分のアクションが、ダイレクトに世界を変えるのが面白いようでした。
見逃したくない作品がある人は要確認!フロア別作品紹介
館内は順路が決まっているわけではなく、暗くて迷路のようになってます。なので、見逃したくない作品がある方は、事前に位置の情報収集をしておいて、当日も確認しながら進むことが良いと思います。
私は館内についてあまり情報収集をしないまま中に入ってしまったので、あとで振り返ると見逃している作品がいくつかありました。
そこで、フロアごとに見られる作品を一覧にしてみました。良かったら参考にしてみてください。
実際に見た作品は写真のリンクを張っています。リンクのない作品は待ち時間があってあきらめたり、見つけられなかった作品です。
◇エントランス階
Borderless World
作品同士の境界線がなく、混ざり合ってまた新しい作品が生れるようにコンセプトされています。
・人々のための岩に憑依する滝
・Walk Walk Walk 自由無碍
・Wander through The Crystal World
・地形の記憶
・Lights Shell
・世界は暗闇から生まれるが、それでもやさしくうつくしい
・The Way of the sea、そして超越する空間
・花と人の森、埋もれ失いそして生まれる
・追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして境界を越えて飛ぶ
・秩序がなくともピースは成り立つ←(鑑賞したが写真なし)
etc.
◇専用階段から上階へ
大人気の下記2作品は、作品までそれぞれ別階段を上った先になっているようです。入れ替え制のため待ち時間があり、19時頃でどちらも40分ほどの待ち時間がありました。ひとまず後にしようと先に進んだところ、他の作品が楽しすぎて、二度と戻ることはできませんでした。
1.呼応するランプの森
2.浮遊する巣
◇上階
1.EN TEA HOUSE(カフェ)
各500円で4種類のお茶がいただけます。玉緑茶アイスクリームとのセットも。
(我が家は運動の森に時間を割きすぎて、利用できず…)
2.運動の森
・グラフィティーネイチャー山々と深い谷
・マルチジャンピング宇宙
・色取る鳥の群れの中のエアリアルクライミング
・光の森の3Dボルダリング
・裏返った世界の、巨大!つながるブロックのまち
・重力にあらがう呼応する生命の森
・つぶつぶの滝、全身ですくうと小さきも大きなうねりとなるだろう
3.学ぶ!未来の遊園地
・お絵描き水族館
・すべって育てる!フルーツ畑
・小人が住まうテーブル
・小人が住まう奏でる壁
4.赤ちゃんスペース
リストにしてみると、けっこう大きな作品を見逃していますね…。当日は想像以上の満足感でミュージアムを出たので、全然気付いていませんでした。
独占して作品を楽しむ方法は?
それはやはり、人が少ない時間帯を狙うしかないでしょう。ずばり、「遅い時間に入場する」です。
我が家は当初、日曜日の朝一で入館を予定していましたが、前日の予定が早く終わったので、ダメ元でチケットの日付を変更してもらえるか確認してみました。
その日は当日券販売があっため、変更してもらえて無事入場。入館時間は18時半頃でした。
土曜日の夜でしたが、入館したときから来場者はそれほど多くなくて、20時過ぎた頃には激減し、20時30分にはほとんど人がいなくなっていました。そのため、広々とした空間で独占して作品を楽しむことができました。
ただ、待ち時間が発生する人気作品は最後まで人が多く、遅い時間に入場すると閉館時間の兼ね合いで見れなくなってしまうかもしれないので、そこは注意が必要です。
まとめ
写真映えする有名な作品以外にも、インタラクティブな楽しい作品がたくさんあったチームラボボーダレス。
想像以上の楽しさで、まさかこんな新感覚を体験するとは思っていませんでした。
チームラボはこのお台場のボーダレスのほかに、期間限定で豊洲のプラネッツもあったり、各地の美術館などで体験できるチャンスがあったりします。
皆さんも機会があれば、ぜひぜひ訪れてみてほしいです。
公式HP:チームラボボーダレスお台場 公式サイト