『みさき公園』の最大の魅力はなんと言ってもイルカショー。大阪でイルカショーが見られる唯一の施設です。
さらに、動物園・遊園地・夏はプールとレジャーの色々がつめこまれていながらも、料金がリーズナブルで混雑が少なく、特に小さな子供がいる家族連れにおすすめ。
そんな『みさき公園』へ、娘と遊びに行ったときの様子をレポートしたいと思います。
ノスタルジックなみさき公園の魅力
南海電車みさき公園駅を降りたらそこは別世界!ってなことはありませんが、目的の場所に来たぞ、とわかる象のオブジェがあります。
右手の先に見える観覧車を目指して、公園までの道のりを進みます。
この道になんとも言えないノスタルジーを感じた私。
昭和時代の近未来感から忙しさを取り除いたような、のんびりとした雰囲気です。
びっくりイルカショー
大阪湾をバックに繰り広げられるイルカショー。規模は小さめですが、逆に水槽との距離が近く、間近でショーを楽しむことができます。
ざっぶーん!とイルカが飛び込んで上がった水しぶきがかかるのもまた楽しいです。
500Mipo(500円)かかりますが、満席になったとしても席数もそこまで多くないので、この価格で運営大丈夫なのかな?(実際大丈夫ではなかった)と心配になる本格的なショーでした。
あと、ショーで活躍するイルカのシャイニースターズと、夏季期間は一緒にプールを泳いだり、キスや握手が出来るふれあい体験もあります。
イルカショーが見られるシャイニースタジアムの隣にはペンギン舎とアシカ舎もあって、こちらは無料で見れます。
泳いでいる姿が見られるようにしてあったりと、舎の造りが工夫がしてあるので、ペンギンたちをより近くで観ることができるのでおすすめです。子供たちがたくさん群がっていましたよ。
まったり動物園
みさき公園4本柱の一つ、動物園はなかなかのまったりスポット。
ライオンやキリンといった大型動物も少しいますが、多くはナマケモノやミーアキャットやアナグマといった可愛いくて普段はあまり会えない動物たち。小型動物好きにはたまりません。
お客さんもそんなに多くないので、ゆったり見れたのはありますが、人も動物もなんだか自然な感じでまったり。
そのとき、気付いたのが、動物を遮る柵がない!です。
実はみさき公園は、日本で最初に無柵放養式展示を取り入れ、動物達を遮蔽物なく観察できる自然動物園として先駆け的な存在なんだそうです。
動物の自然な動きを観察しながら、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。
アニメとのコラボキャラも見どころ
シャイニングスタジアムと動物園で気になったのは、各動物を擬人化したキャラクターがいたこと。
キャラは「けものフレンズ」というアニメのものだそうで、動物園の中にアニメのキャラという異質感がめちゃくちゃ気になりました。
このキャラクターを見るために、動物園に来るお客さんもいるようです。
まとめ
遊園地とプールは未体験ですが(2019年はプール営業なし)、みさき公園はホームページも面白いし、アニメとのコラボとかもそうだし、なかなか攻めている面白いテーマパークだなと思います。
ただ、来場者数の減少から、運営会社である南海電車が2020年3月で事業から撤退するということが発表されました。
大阪で唯一、イルカショーが楽しめる施設、何とか残してほしいですよね。
今後の行方が気になりますが、まったり過ごせてイルカショーまで見れるテーマパーク「みさき公園」。皆さんもぜひ一度体験してみてください。
みさき公園