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『ゆとりですがなにか』純米吟醸純情編-前編あらすじ 帰ってきました、ゆとりたち!

帰ってきました!クドカンが描くゆとり世代のあの3人の男たち!

順風満帆な人生とは到底言えないけど、右往左往して塀にぶつかりながら、自分なりの答えを探して人生を進む。そんな彼らの1年後のストーリです。

リアルタイムで見れなかった私は、huluで視聴しました。日テレで放送されるドラマは、huluですぐ配信されます。私のように、同じ時間にテレビに向かえなくて、録画とかまめにできないドラマ好きにはかなりおすすめ。

後編の感想はこちら→『ゆとりですがなにか』純米吟醸純情編-後編あらすじ さらば、ゆとりたち。

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《作品について》

《データ》

  • 脚本:宮藤官九郎
  • 出演:岡田将生 松阪桃李 柳楽優弥 安藤サクラ 太賀 他
  • オープニング:感覚ピエロ「拝啓、いつかの君へ」

《あらすじ》

本編で、主人公の坂間正和(岡田将生)は、色々ありながらも、実家の造り酒屋:坂間酒造を継ぐため勤めていた会社を辞める。そして恋人の茜(安藤サクラ)と結婚式を挙げる。

その式から1年。再開発によって、坂間酒造の土地にモノレールが通ることになり、実家売却の話が持ち上がる。赤字続きの家業。売却話をきっかけに、正和は再度、自分の将来について考えざるを得ない状況に。

正和は鬱蒼とした気持ちで、山路(松阪桃李)に連絡を取る。鳥の民に偶然居合わせたまりぶ(柳楽優弥)も合流し、3人は1年ぶりに顔を合わせた。

《ドラマチック感想》

さすがクドカン!もう面白すぎです。常に笑える何かをはさんでくるので、ずっと笑えます。真面目なのに不謹慎、おちゃらけてるのに真剣。クドカンは、そんな感情の表裏一体を表現するのが、本当にうまい。

そして、お馴染みだったキャラがぞくぞく登場。今回、別物語でhuluでオリジナルドラマの主人公としてピックアップされる山岸(太賀)は、終始ぶっ飛ばしててて面白いし、私の大好きなキャラ、正和の上司だった早川さん(手塚とおる)も。本編で、茜をホテルに誘うシーンが面白すぎて、彼のファンになってしまいました。

そして、新しい個性強いキャラも登場。人材派遣会社の営業担当さん。張り付いた笑顔とテンションがプロフェッショナル。営業用の笑顔を作ってるのを正和に指摘されるんだけど、その自分を作ってるっていう役作りがすごく上手で、全然知らない役者さんでしたが、気になりました。

演技力といえば、ダントツ惹かれるのは、茜役の安藤サクラさん。脚本が彼女を活かしているのか、それとも彼女が完璧に演じているのか。きっとどっちもですね。茜が出てくると、画面とストーリーがシュッと締まります。映画観てるみたいな感じ。

ストーリーも、恋の奥手番長の山路が小学校を辞めて、地元の同級生(蒼井優)と再会したり、坂間家がタワーマンションを購入しようとしたり、茜が妊娠してたりと、続きが気になります。楽しみでしょうがない!

でも、これ、ほんとに後半のあと1回で完結するのかな??

話も広がりそうな雰囲気だし、あと1クールくらい観たい!と思う、ドラマチコです。

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