海外ドラマ

ウォーキング・デッド シーズン1 第6話 あらすじ・感想

season1 第6話 『残された希望』

《あらすじ》

銃で撃たれ、意識不明のまま寝ているリックを助けるため、シェーンは病院に居た。軍人が人々を射殺し、ウォーカーで溢れる院内。リックを何とか運ぼうとするが動かせない。爆発音が鳴り、リックに繋がれていた心音装置も止まってしまう。シェーンは苦渋の思いで、ドアの前にストレッチャーを置き、部屋を後にした。

CDCの中に入ったリックたち。ジェンナーに導かれ、施設の内部へと進む。バイと呼ばれるAIがいるが、人間はジェンナーしかいない。

久しぶりの食事とワインを楽しむ中、シェーンはなぜ1人しか残っていないのかと問う。「大勢は去り、大勢は自ら命を絶った」と答えるジェンナー。

人々がシャワーを浴び、清潔な服を着てリラックスする中、アンドレアは嗚咽をもらし、デールに言う。「もう望みはない」と。

リックはジェンナーの元へ。ローリが一人過ごしているところへシェーンが現れる。リックが死んだと嘘をついたと、話を聞こうとしないローリ。君とカールをアトランタに逃げすためだったと訴えるシェーン。ローリに乱暴しかけてしまう。

一夜明けて、ジェンナーが皆に見せたのは、ウォーカーに噛まれて死に、変異するまでの被験者の脳の記録だった。息を引き取った後、再び、脳幹だけが活動を始める。それが、人間らしい部分を無くし、本能だけが残る非常な抜け殻となった、ウォーカーの姿。

そのとき、デールが問う。カウントダウンをしている大きなデジタル時計。ゼロになったら「発電機の燃料が切れる」とだけ答えるジェンナー。リックはバイに問う。「それから?」。「施設ごと汚染除去する」するという答えが。

リックたちは急いで燃料室を確認に行く。燃料は空っぽで、施設内の設備の電源が次々と落ちていく。

汚染除去まで残り30分を知らせアラームが鳴る。施設から脱出しようとするリックたち。しかしジェンナーは扉を閉じ、みんなを閉じ込めてしまう。そして、汚染除去について説明する。有機物を燃やし尽きる大爆発が起きると。

リックたちは、扉を破ろうとするが何をしても無駄だとジェンナー。

リックはジェンナーを説得する。生き延びるチャンスがあるんだ。できる限り挑戦しようと。正面玄関の鍵は開かないぞと答えて、室内の扉を開けるジェンナー。そして、去ろうとするリックの耳元に、ジェンナーは何かをささやく。

みんなが急いで部屋を出ようとする中、ここに残ると黒人女性ジャッキーとアンドレア。デールは皆を先に行かせ、必死に説得にあたる。

正面玄関までたどり着いたリックたちは、外に出ようとするが、頑丈な扉とガラスに阻まれ出ることができない。その時、キャロルが手りゅう弾を差し出す。リックがアトランタ市内で手に入れたものだ。その爆発によってガラスを割ることができた。外に飛び出し、ウォーカー達を倒しながら、車へ飛び乗る。

一方、アンドレアを説得していたデールは「君が残るなら、私も残る」と言う。その言葉に負けて、アンドレアはデールとともに、建物から出てきた。

施設に残ったジェンナーとジャッキーは手を握り合う。そして爆発が起き、建物は一瞬で火の海に。リックたちは間一髪、生き残ることができた。

《ドラマチック感想》

CDCは機能していなかった!「残された希望」が爆発で完全に失われて、シーズン1は終わり。これからどう展開していくんでしょう。

そして、シェーンのリックへの嫉妬、ローリへの執着が怖い。身近なとこでこんないざこざ、いつばれるのかと、こちらもずっと居心地が悪いです。ドロドロな人間ドラマ要素も残したまま突入のシーズン2。次なる展開も楽しみです。

しかし、人工知能・AIも設備された最先端の研究施設。セットに相当費用がかかってそうですが、ここがたったの1エピソードで破壊されてしまうなんて。米国ドラマのスケールって大きい!