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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1 第4話 あらすじ

season1 第4話 『壊れたものたち』

《あらすじ》

歩けなくなったブラン。夢で三つ目の鴉に導かれる。

ウィンターフェル城に戻ってきたティリオン。ラニスター家がブランの事件に関わっていると聞いているロブは彼を冷遇するが、ティリオンはブラン専用の馬鞍の設計図を渡す。キャトリンが居ないことをいぶかしく思うが、そのまま城を去る。

ネッドはグランドマイスターのパイセルに、アリンの死について尋ねる。死ぬ前夜、アリンは七王国名家の血統に関する書物を読むために、部屋を訪ねてきたとパイセル。最後の言葉は「種は強い」だったと。何か不審な点はなかったかとさらに尋ねるネッドに、宦官であるヴァリスの批判を始める。

ネッドがアリンの死について調べている情報を得て、ベイリッシュは完全に信用できる家来をサー・ヒューの元へ行かせ、その後街の武具士を訪ねるようネッドに伝える。アリンは死の数週間前からそこへ出入りしていた。

周りはスパイだらけ。誰かがアリンを毒殺したのでは?と疑うネッドだったが、この情報をくれたベイリッシュを信用する。

家来がヒューに会いに行くが、あしらわれてしまい話は出来なかった。武具士の元へはネッド自らが訪れる。そこで働くジェンドリーという青年が、ロバート王の落とし子だということにジョンは気づいた。

北の壁でジョンは仲間に剣を教える。そこに新たに守人としてサムがやってきた。サムは臆病者で丸々と太った青年。そんな彼にジョンはなぜ守人になったのかを問う。父親に家を追い出され黒衣を着ることを決められたとサム。

ジョンとサムは固い友情で結ばれる。ジョンは、武術の稽古と名打って虐げる者たちから、サムを守る。ジョンが気に食わない武術指南役のアリザーは、自分が経験した壁の向こう側の冬の恐ろしさを語る。お前たち若造は冬が来れば必ず死ぬと脅す。

ドロゴとデナーリス一行は騎馬族の都市ヴァエス・ドスラクに到着する。

王として扱われないことに苛立つヴィセーリスは自分はドラゴンだ、本当の王だと傍若無人な振る舞い。そんな兄を持て余すデナーリス。民はドラゴンの帰還を待っているが、兄は七王国を取り戻せないとジョラーに話す。

王都では騎馬槍大会が催される。観客席にいたサンサの隣にベイリッシュは座る。戦うのはハウンドの兄、通称マウンテンとことグレガーと、アリンの従士だったサー・ヒュー。ヒューは喉に木が突き刺さり死に、試合はグレガーの勝利で終わる。ベイリッシュはグレガーが幼いころ非道なやり方で、ハウンドに火傷を負わせたことをサンサに話す。

ウィンターフェルへの帰路の途中の宿で、キャトリンとティリオンは偶然居合わす。ベイリッシュから、ブランを襲った者が持っていた剣は、ティリオンの物と聞いていたキャトリン。その場に居合わせたウィンターフェルに忠誠を誓う者たちに、彼を捕らえるよう命令する。

 《ドラマチック感想》

ネッドは賢い、肝の据わったいい男ですね。アリンの行動を追い、落とし子の存在に気づいて、死の真相に近づく様子、はらはらしました。それにしても、ベイリッシュの胡散臭さ極まりないことといったら。最後は信用してしまった感じのネッド。人が良すぎて心配です。

そして、ジョンのサムへの告白。自分の子供がスノウを名乗り苦労することになったら…の、くだり。理由がせつない。もう気苦労しすぎ!

そして確たる証拠が見つかるまでは勇むなと言われたのに、勝手にティリオンを捕らえようとするキャトリン。ほら、出た、キャトリンの短気。ほんと、しっかりしてー!

点々だったストーリーの核が、じわじわ広がってきました。そこらかしこに争いの火種が転がっていて、どこから煙があがるのか、目が離せません!